<div class=”h1wrap”>
<h1>矯正治療 Q&A</h1>
</div>
<div class=”faq”>
<dl>
<dt>矯正治療が必要な理由は?</dt>
<dd>
<table border=”0″ width=”437″>
<tbody>
<tr>
<td width=”19″>・</td>
<td width=”394″>良い歯並びは、歯に汚れがつきにくく、ブラッシングもしやすく、虫歯や歯周病の予防につながります。</td>
</tr>
<tr>
<td>・</td>
<td>かみ合わせを良くすることで、食物をよく咬む事ができるようになります。</td>
</tr>
<tr>
<td>・</td>
<td>顎関節の機能と調和した良い咬み合わせは、矯正歯科治療の重要な目標のひとつです。</td>
</tr>
<tr>
<td>・</td>
<td>顎関節や筋肉を安定化させると共に咬合力(こうごうりょく-咬む力)が全ての歯に分散され、一部の歯に咬合力が集中することがなくなります。これは、健康的な歯並びを維持するためのキーポイントのひとつです。</td>
</tr>
<tr>
<td>・</td>
<td>口もとを美しくすることも矯正歯科治療の重要な治療目標のひとつです。歯が正しい位置に並ぶと、口もとや横顔のラインもきれいになります。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</dd>
<dt>矯正歯科治療費はいくらぐらいかかりますか?</dt>
<dd>矯正歯科治療は、自費治療が基本です。
ご相談にお見えになった際に、検査料、診断料、技術料、装置料、毎回の調節料や観察料を含めた開始から終了までの治療費の総額(30~90万円)を説明いたします。
それを参考にして治療開始をご検討していただいています。相談料は、3,150円(税込)です。</dd>
<dt>矯正治療を開始する時期は?</dt>
<dd>患者様の歯並びによって、治療開始時期が異なります。
<table border=”0″ width=”442″>
<tbody>
<tr>
<td width=”19″>・</td>
<td width=”394″><span class=”style1″> 2段階治療(治療をⅠ期とⅡ期に分けて行う方法) </span></td>
</tr>
<tr>
<td></td>
<td>受け口や出っ歯など骨組みに問題がある場合や、骨格の問題が発生する可能性がある場合には、早期に治療を開始して顔や顎の成長・発育をコントロールする必要があります(Ⅰ期治療)。
永久歯列(大人の歯並び)の治療は、永久歯が萌出してから治療を開始します(Ⅱ期治療)。</td>
</tr>
<tr>
<td>・</td>
<td><span class=”style1″>永久歯が生えてから治療を開始する場合</span></td>
</tr>
<tr>
<td></td>
<td>早期(Ⅰ期で)に治療しなければならない骨格の問題などがない場合には、永久歯が萌出してから治療を開始する方針を選択します。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
少し治療期間は長くなりますが、高齢の方でも矯正歯科治療は可能です。
成人矯正治療や高齢者矯正治療といいます。</dd>
</dl>
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<div class=”faq mt10″>
<dl>
<dt>矯正治療って、痛いのですか?</dt>
<dd>Ni-Ti(ニッケル・チタン)系ワイヤーなどの超弾性ワイヤーの進歩によって非常に弱い力で歯を動かすことができるようになりました。
できるだけ痛みが出ないよう矯正用ワイヤーを調節しますが、装置を交換した後で歯が浮いたような感じや咬み合わせた時に痛みを伴うことがあります。
個人差がありますが、数日で痛みは治まります。また、治療に慣れてくると、痛みが出そうな力の強さがわかるようになり、自分からスタッフに力が「強い」とか「大丈夫」と言ってくださる患者様もいます。</dd>
<dt>最近、新しいタイプの装置(ブラケット)が増えているそうですが?</dt>
<dd>セルフ・ライゲーティング・ブラケットという装置が多く使われるようになってきました。
歯を動かすためのワイヤー(アーチワイヤー)の固定が簡単になり、短時間でブラケットにワイヤーを固定することができます。
当院でも使用しており、患者様から高い評価を得ています。
従来のブラケットよりも治療期間を短縮できる場合もあります。</dd>
<dt>インプラント矯正とは?</dt>
<dd>歯科矯正用アンカースクリューを使う矯正歯科治療のことです。
矯正用インプラントは、骨に固定するピアスのようなもので、簡単な処置で装着でき痛みはほとんどありません。
また、ヘッドギアーや顎間ゴムなどを使うわずらわしさがありません。</dd>
<dt>目立たないように治療できますか?</dt>
<dd>透明なセラミックの装置や歯の裏側につける装置を使うと目立たずに矯正歯科治療を受けることができます。
これらの装置を使用する場合には、装置料や装置製作費用が別途必要になりますので、ご相談ください。
しかし、矯正歯科治療は自分をより向上させるための手段ですので、装置が見えることを気にされることはないように思います。
海外では、矯正装置をつけていることがステータスシンボルのひとつになっている場合もあるようです。</dd>
</dl>
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<div class=”faq mt10″>
<dl>
<dt>矯正治療をするときに抜歯する理由は、非抜歯治療(歯を抜かない治療)はどこまで可能なのでしょうか?</dt>
<dd>歯の大きさと顎の大きさのバランスが悪く、歯の大きさが顎の大きさに比べて大きいときに、歯を抜くことがあります。
また、突き出たような口もとを直す場合にも(口もとの審美性の改善のため)、抜歯をすることがあります。
歯科矯正用アンカースクリューを使用したり外科的処置を併用して、非抜歯(歯を抜かない)で治療を行うことができるようになりました。</dd>
<dt>矯正治療と手術を併用する場合があるそうですが?</dt>
<dd>
<table border=”0″ width=”460″>
<tbody>
<tr>
<td width=”19″>・</td>
<td width=”394″>上顎と下顎の大きさや形にアンバランスがある場合には、歯の移動だけで治療することが難しい場合があります。</td>
</tr>
<tr>
<td>・</td>
<td>受け口(下顎前突)の方では、下顎を後ろに下げるような手術や、上顎を前に出す手術を行う場合があります。</td>
</tr>
<tr>
<td>・</td>
<td>出っ歯(上顎前突)の方の場合には、下顎を前に出したり、上顎の前方部分を後ろに下げたりする手術を行う場合があります。</td>
</tr>
<tr>
<td>・</td>
<td>顎が左右方向にずれている場合(側方偏位)にも手術が必要な場合があります。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
手術は外科医と矯正歯科医の連携が重要ですので、矯正歯科専門医に相談していただくといいと思います。</dd>
<dt>矯正歯科治療に健康保険が適用されることはありますか?</dt>
<dd>以下の症状と診断された場合、健康保険が適用されます。
<table border=”0″ width=”432″>
<tbody>
<tr>
<td width=”4″ height=”30″>・</td>
<td width=”166″>口唇裂・口蓋裂・顔面裂</td>
<td width=”11″>・</td>
<td width=”224″>ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む)</td>
</tr>
<tr>
<td height=”27″>・</td>
<td>鎖骨・頭蓋異形成症</td>
<td>・</td>
<td>クルーゾン症候群</td>
</tr>
<tr>
<td height=”27″>・</td>
<td>トリチャーコリンズ症候群</td>
<td>・</td>
<td>ピエールロバン症候群</td>
</tr>
<tr>
<td height=”24″>・</td>
<td>ダウン症候群</td>
<td>・</td>
<td>ラッセルシルバー症候群</td>
</tr>
<tr>
<td height=”24″>・</td>
<td>ターナー症候群</td>
<td>・</td>
<td>ベックウィズ・ウィードマン症候群</td>
</tr>
<tr>
<td height=”22″>・</td>
<td>尖頭合指症</td>
<td>・</td>
<td>ロンベルグ症候群</td>
</tr>
<tr>
<td height=”24″>・</td>
<td>先天性ミオパチー</td>
<td>・</td>
<td>顔面半側肥大症</td>
</tr>
<tr>
<td height=”25″>・</td>
<td>エリス・ヴァン・クレベルド症候群</td>
<td>・</td>
<td>軟骨形成不全症</td>
</tr>
<tr>
<td height=”23″>・</td>
<td>外胚葉異形成症</td>
<td>・</td>
<td>神経線維症</td>
</tr>
<tr>
<td height=”24″>・</td>
<td>基底細胞母斑症候群</td>
<td>・</td>
<td>ヌーナン症候群</td>
</tr>
<tr>
<td height=”24″>・</td>
<td>マルファン症候群</td>
<td>・</td>
<td>ブラダーウィリー症候群</td>
</tr>
<tr>
<td>・</td>
<td>顎変形症</td>
<td></td>
<td></td>
</tr>
</tbody>
</table>
「顎変形症」の矯正歯科治療への保険適用については、顎離断などの手術を併用することが前提となっています。
術前術後の矯正歯科治療を行う保険医療機関は、<u>育成医療及び更生医療について障害者自立支援法に基づく都道府県知事の指定(歯科矯正に関する医療に係る指定)</u>を受けており、かつ地方社会保険事務局長に<u>顎口腔機能診断料の施設基準</u>の届出を行っていることが必要です。</dd>
</dl>
</div>


